中間処理事業者は、

 排出事業者から産業廃棄物とともに処理料金を受け取り、それによって中間処理事業者は、

自社で行う中間処理のコスト

中間処理後の残さの処理委託に支払う費用(二次処理コスト)

を賄い、残りが利益となるのです。

中間処理のコストと二次処理コストは適正であるべき

 事業活動を行う上でコスト削減は必要ですが、処理料金を抑制することは、不法投棄を生む危険性をはらんでいることに注意する必要があります。

 なぜなら、中間処理のコストと二次処理コストは、適正な処理のためには必要であるからです。処理事業者が、排出事業者から必要な金額をもらえないために、精度の高い中間処理ができなければ、焼却過程からダイオキシンを発生させるなど、周辺環境に影響を与える可能性があります。また、精度の低い中間処理後の残さは、二次委託先がなくなり、不法投棄を生む原因になる場合もあるのです。

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