地球上に存在する資源は有限です。石油、金属、水などの天然資源はもちろん、私たちの身の回りにある製品も、使い捨ててしまえば無駄になってしまいます。持続可能な社会を目指すうえで、こうした資源を「無駄にせず有効に活用する」ことが求められています。


有効利用の具体例

1. リサイクルとリユース

使用済み製品や廃材を、再資源化する「リサイクル」や、そのまま再利用する「リユース」は、最も基本的な有効利用の手段です。

例えば、建設現場で出る廃材(木材、金属、コンクリート破片など)は適切に分別・再利用することで、廃棄物の量を減らすことができます。

2. 節水・節電・省資源の徹底

水や電力といったインフラ資源も、使い方を見直すことで無駄を省けます。最新の建設機械や設備には、エネルギー効率の高い製品が増えており、こうした技術導入も有効利用の一つです。

3. マテリアルフローの最適化

建設業では、資材の過剰発注や現場内でのロスが発生しやすい傾向があります。資材調達や在庫管理を適切に行い、「必要なものを必要なだけ」活用することも、有効利用の実践になります。


企業に求められる姿勢

企業は、単にコスト削減の視点だけでなく、社会的責任(CSR)や環境への配慮の一環として、資源の有効利用を考えるべき時代です。「循環型社会」への移行が求められるなか、資源をムダにしない工夫や仕組みづくりが、企業の信頼性やブランド価値にも直結します。

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