産業廃棄物処理の課題
①廃棄物は「汚物」、「不衛生な物」との面があり、好まれるものではない
②廃棄物は、商品を販売することと異なり、廃棄物には価値が残らないため、不正処理につながりやすい
③有価物と廃棄物の判断が難しく、取扱いがわからないため不適正な処理が行われる
④廃棄物処理を直接携わっている一部の人以外は、産業廃棄物を排出しているという自覚がない
⑤法律上は自ら処理を求めているが、現実は専門業者への委託になっている
⑥産業廃棄物処理業に比較的簡単に参入できる
産業廃棄物処理の対応
上記の課題は、重要と捉えらている人は少なく、国は廃棄物処理法の改正などで対応し、排出事業者の責任強化、廃棄物処理業の許可制度の整備と優良化の推進、不法投棄等の対策の強化・徹底等を行ってきました。
さらに、環境問題を解決する上で経済及び社会の課題と合わせて取組む必要があり、循環型社会の形成とそれを支えるサーキュラーエコノミー(循環経済)への転換が求められています。
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