
建設リサイクル法が誕生した理由
不法投棄の約6割が解体工事から発生する廃棄物であるからです。高い割合で不法投棄されてしまう理由として、建設リサイクル法が施行される前は、重機を使い、ミンチ状の廃棄物を発生させて廃棄物を解体していました。
重機を使って解体工事を行えば、工期が短く終わらせることができるからでした。しかし、様々な材質のものを細かい混合状態のミンチ状廃棄物にすると、材質で分けてリサイクルすることもできませんし、そのままでは処分に高い費用がかかってしまいます。
そのため、一部の解体事業者によるミンチ解体することで、工期を短くして、処分費を支払わず不法投棄してしまう温床として問題になったからです。
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