1、正しい情報を得る

廃棄物管理を行うにあたっては、処理業者のいい加減な話を鵜呑みにするのではなく、自分の身は自分で守るためににも正しい知識を身に付ける必要があります。

もし不明点や不安な部分があれば、自治体に聞いたり環境コンサルタントなどの外部専門家を活用する方法があります。そのほか、法改正情報や環境省からの通知、条例等の最新情報の入をもこころがけましょう。

2、廃棄物管理のルールブック

リスクを顕在化させないために、廃棄物管理のルールを決めておくことが望まれます。

いつでも誰でも適正に処理できるような社内の廃棄物管理のルールブックがあると、リスクは低減できるでしょう。

3、継続的な教育

産業廃棄物のルールは作ったら終わりではなく、それを基に従業員などに教育を行うことが重要です。

その教育の在り方や方法について様々な角度から見ていきます。

4、内部監査で遵法性を確認

普段の業務が漏れなく確実に行われていればよいのですが、ヒューマンエラーは必ず起こり得ます。また、潜在的なリスクが隠れているかもしれませんので、そのリスクを顕在化させないためにも内部監査を有効に活用しましょう。

5、処理業者とコミニケーション

①日常的なコミニケーションで異変を察知

・廃棄物処理の見積り

・営業担当者との環境法令動向の情報交換

・処理業者のホームページの閲覧、内容に関する問い合わせ

②適正処理ができないことを知らせる「処理困難通知」

・施設の破損・事故

・事業の廃止・事業範囲の減少

・施設の休廃止

・最終処分場の埋立終了

・欠格要件該当

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吉田哲朗
吉田哲朗