
1、土砂とは土や砂のことをいいます。
汚泥(おでい、淤泥)は、下水処理場の処理過程や工場の廃液処理過程などで生じる、有機質の最終生成物が凝集して出来た泥状の固体のことである。
2、土砂と汚泥の区分は、基本的には、「発生土の発生時点の物理的性状」で判別します。
発生時点における物理的性状により、①含水率が高く、②粒子が微細で、③泥状のものは、「建設汚泥」として取り扱います。
また、直径74μm超の粒子を概ね95%以上含んだ掘削物であって、泥状でなく、流動性を呈さず、生活環境保全上支障のないものは、「土砂」として扱うことができます。
さらに、「泥状の状態」とは、「標準仕様ダンプトラックに山積みができず、その上を人が歩けない状態」をいい、具体的にはコーン指数(qc)がおおむね200kN/m2以下、または一軸圧縮強度(qu)がおおむね50kN/m2以下の状態をいいます。
3、以上の判断は掘削工事に伴って生じた時点で判断します。
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